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このブログは管理人が独自に入手した介護の最新情報を取り扱っています。 介護で悩んでいる方々の手助けになれば幸いです。
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最近、配偶者である夫・妻や親兄弟に何処かおかしいと思った事はありませんか?
認証を疑った事はありませんか?


①昨日の夕飯のメニューが思い出せない。
これは認知症では無く物忘れの可能性が高いですので、まだ大丈夫でしょう。

②昨日の夕飯を『食べていない』と話す。
これは認知症の初期症状に見られますので、認知症の疑いがあります。

昨日の夕飯を『食べていない』と激怒しながら話す。
これは『忘れる』+『突然怒る』という周辺症状が出ているので、認知症の疑いが非常に高いです。


若い頃には、恐怖すら感じなかった『認知症』
それは『人生の終わり』と同じく遠い未来に感じていたから。


しかし、年齢を重ねていく毎に『遠い未来』『近い将来』に変わってくる。
もしかして・・・
そう考えると必要以上に恐怖を感じてしまうものです。



しかし、認知症だからと言っていきなり全てを忘れてしまう訳ではありません。



多くの方が抱いてる認知症のイメージは、近年メディアで取り上げられている過剰に演出した認知症患者や、重度の症状が出ている方の影響が強いのでは無いでしょうか。


病気への恐怖が先行してしまうと、人は病気という事実から逃げようとしてしまいます。
認知症を重度化させない為には、まず『認知症』という『病気』から目を背けない。
しっかりと真正面で受け止める必要があります。


これは、本人の意識もそうですが、何より家族の意識が大切です。



認知症を怖がるからこそ出る失敗!!
認知症の診断を受けた時、本人よりも家族の方がパニックになるケースがあります。


その時よくあるのが
『認知症』=『何も出来ない』=『全て介護する』

こういう考えに行き着く方が非常に多いです。
先ほども書きましたが、認知症だからと言って全てを一瞬で失うわけではありません。


現在の医学では『認知症』といっても種類は一つではありません。
●アルツハイマー型
●レビー小体型
●脳血管性
今まではこの3つが代表的な認知症でした。

しかし近年では『前頭葉側頭葉変性症』を加えた4種類を代表的な認知症としています。


当然、種類分けをされているから原因が違い、症状や進行度にも違いがあります。
昔は、介護のプロも認知症という症状をひとくくりにしていた為、適切な対応が出来ず身体拘束をしたりと、現代でしたら裁判沙汰になるような事を平気に行っていました。



しかし、認知症の分類が出来た事により、ある程度の症状を判別し適切な対応が取れるようになった今、軽度の認知症であれば、周囲に認知症と気がつかせずに暮せる事も少なくなってきました。
 
 
 
『認知症』という言葉を必要以上に怖がらない。
これこそが第一歩です。


多々不安はあると思います。
昔でしたら相談できる機関もありませんでしたが、今は地域包括支援センターや居宅介護事業所等に相談できる体制が出来ています。

一人で抱えずに相談して下さい。
必ず力になって貰える筈です。


もう、必要以上に怖がる必要は無いんです。
少しずつ、理解を深めていきましょう。

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