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このブログは管理人が独自に入手した介護の最新情報を取り扱っています。 介護で悩んでいる方々の手助けになれば幸いです。
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2015年8月から、自己負担の割合が所得に応じて変わるようになりました。

所得の低い方は1割負担
所得の多い方は2割負担

さて、今回はこの負担割合の事について書いていきます。



私がこのブログを開設したのが12月の為、もう既にご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、7月頃から各メディアがこぞって『介護保険の利用料が倍になります。』と介護している家族の方の不安を煽るような記事の書き方をしてきました。


確かに、1割負担の時に月の自己負担金額が3000円の方なら6000円に変わります。
しかし、介護サービスを受けた際に発生する費用は、自己負担の金額だけではありません。

デイサービスに行ってるなら、食事代やおやつ代
ショートステイで宿泊しているなら、食事代や居室料金

といった自己負担割合に関係ない料金が発生しています。
これらの料金は、自己負担割合によって一切変化しません。


なので、各サービス提供事業者からの請求金額が全て倍になるという事はありえないのです。



しかし、重度の介護状態にある家族を抱えていらっしゃる方々なら、ショートステイの連泊やホームヘルパーでの身体介護や家事援助、デイサービスやデイケアも利用しているという場合もあると思います。

こういう介護サービスを利用単価の上限いっぱいまで使っている方々は、自己負担の金額だけでも、一月3万円以上になっているケースもあるでしょう。

3万円×2=6万円

『他が上がらないと言っても、やっぱり高いじゃないか。』
そう思う方も多いと思います。


ですが、昔から介護保険には一定以上の自己負担金額が発生した場合、上限を越えた自己負担金額を『全てお返しする』という高額介護費の支給という制度があります。

では、どういう方がどの段階に入るかを見てみましょう。
下記の表を見てください。(クリックで拡大できます)

 

この表を見てもわかる通り、最大でも44400円となります。
しかも、この44400円の方は、かなりの収入を得ていないとなりませんので、普通の方が見る分には上限37200円と考えていいと思います。(※高額介護の詳しい説明は別の記事で)


すなわち、2割負担により自己負担金額が60000万円になった方も、37200円だけで済むのです。

また、介護老人保健施設や介護療養型施設等に入所されている方で要介護5でしたら、1割負担でも37200円以上支払っているケースがありますので、2割負担になっても費用は何も変わらないという方もいらっしゃるという事です。


しかしながら、元々高額の利用金額に達していなかった方は、負担が増えているのも事実。
ですが、決定事項だからと諦めている方も多いのでは無いでしょうか。


そんな方は必見です。
まだ、諦めてはいけません。

実は、地方自治体によって2割も1割に出来る方法があるのです。

その方法は別の記事に書いていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
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